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工事差し止め仮処分申立を横浜地裁が却下したことを不服として、東京高裁に即時抗告していたが、先日東京高裁から決定文が届いた。内容は、既に建築が完成している以上建築続行禁止の仮処分を求める目的が消滅したとの理由で、抗告申立却下とのことであった。

結局、多い日には100人以上の労働者をかき集め工事を急ぎ、既成事実を積み上げた長谷工・新日鉄興和の作戦勝ちであった。

緊急性を要する仮処分を申立ているにもかかわらず、横浜地裁は、3か月も審尋を繰り返し、挙句の果ての担当裁判官はその間に、引き継ぎを行うこともなく手術入院し時間を空費し、事業主側に工事進行の時間を与えたことになる。これが私たちには、致命的なほどマイナスに作用したことになる。

東京高裁では、即時決定が通常の抗告案件としては異例なほど時間をかけた上に、審尋まで行ったにもかかわらず、もっとも簡単な判断が行われとことは大変残念だ。しかし、東京高裁のこうした対応は、横浜地裁で申立内容に関する実質的な判断が行われていないという私たちの主張に傾聴・検証すべき論点があったからに他ならない。

これで、今回の仮処分に関する法的な争いは終わりである。それにしても、横浜市の事なかれ主義に上手くつけ込む長谷工、結果的に開発行為や風致条例の扱いに関して無責任な判断を行政が行ったということを裁判所がきちんと検証・判断しなかったということは、なんとも無念で残念である。

横浜市が、長谷工による開発許可の潜脱を援護射撃してきたことは、市民に対する重大な裏切りであり、許されるべきではない。事業者に対する仮処分ではなく、はじめから行政訴訟で戦うべきであったのかもしれない。

それにしても、建物が完成しても数世帯入居してただけで、今でも大半は売れ残っているらしく閑散たる様子をみると、環境が確実に破壊されただけで、業者も住民も不満だらけの、まさに勝者不在の幕切れだとの思いにとらわれる。いったい何のために、ここまで大々的な環境破壊が行われなければならなかったのだろうか。


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Author:山手の景観と環境を守る会
横浜山手は、外国人居留地時代のなごりを残す異国情緒あふれる美しい街並みと緑あふれる自然環境が見事に調和した住宅・文教地区です。また山手は、住民のみならず、多くの横浜市民、神奈川県民にとっても大切な思い出とともに心に残る印象深い町であり、何ものにも代えがたい貴重な共通財産でもあります。こうした歴史を今に受け継ぐ美しい山手町を心から愛し、誇りに思うからこそこの町を醜悪なマンション計画-ハイコート山手パレ244-から守りたいのです。

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