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以下は、横浜地方裁判所の証拠の一部として提出した住民の声です。住民の声を連載第5回です。


昨年10月、はじめて長谷工マンションの建設説明会に出席してから、まるで嵐の中にいるような苦しい1年間でした。

まず第一に申し上げたいのは、山手町は特別なところなのです。勿論、私たち住民ではございません。場所が特別なところなのです。日本ではじめてのクリーニング屋さんが出来(記念碑もあります)、水がきれいなのでビールも生まれ(記念公園もあります)、アイスクリームもできました。外国人が横浜に来て、商売を始めたところでもあります。従って外国人の子供のための学校も出来、又、御存知のように外人墓地もあります。ある時、長谷工の方が、此処は、そんなに特別な人が住む所なのですか?と私たち住民の真意を曲解し非難する口ぶりでいわれました。特別なのは私たちではないのです。歴史的に大切にして残しておかなければいけない場所が沢山あるということなのです。外国人によって持ち込まれ、明治時代から根付いて大きく育ったヒマラヤ杉(高さ15m,直径1m以上)、それと共に大きく成長したタブ、ケヤキなど、又、家もできるだけその町にふさわしいものをと考えて建て、又由緒あるものは守り、次の世代へとつないで行かなくてはと大切に、大切にしてきたのでございます。私は一主婦であり、そして高齢者でもございます。何も難しいことは出来ません。

ですから、横浜市長にお願いを申し上げて歴史ある土地を、大木を長谷工の乱開発から守って欲しいと、度々お願い申し上げました。市長からは、たった一度も御返事はなく、すべて、部下の係の方の対応でございました。市民の応援があって市長になられたのです。横浜市を思う熱い志で投票をした市民へのお返事は何故いただけないのでしょうか。英国では女王様は子供にさえお返事をなさると新聞で読んだことがあります。又、市長は、度々、お願い申し上げましたのに、ただの一度も現場においでになりませんでした。市長は、常に現場主義を唱えていらっしゃいます。そして、市庁舎から山手現地まではたった十分で来られますのに。風致地区条例についての質問に対して市の係の方からいただいた返事は、何のことを言っておられるか意味がわかりません。文章がわからないので一度明治大学の斉藤先生に読んでいただきたいとお手紙を書いたこともあります(投函は控えてしまいましたが)。

山手の景観と環境を守る会の方の話ですと、あっせんの場所でもあっせんを主宰する市職員が6人も出席したのに終始無言で長谷工の“自分の土地だ。何を建てても文句はない筈だ”という言語道断な横暴極まりない態度にも何の反応も示さず、守る会の必死の“大きな木は切らないで欲しい”という願いなど完全に無視したそうです。あれよ、あれよという間に136本の木は僅か手前勝手に細い木を数本残しただけで、たった1日で切り倒してしまいました。地べたにごろんと転がって捨ておかれたヒマラヤ杉をみていると胸がしめつけられるようでした。木も悲しかったことでしょう。このように市の態度は行政感覚が麻庫しているとしか言いようがなく、事ここに至っては、市民の権利を守る最後の砦である裁判所の英知に頼るほかありません。

私たちはマンションを、建物を、建てないで欲しいなどとは一切申し上げておりません。大切な大木は残し、歴史ある土地にふさわしいものを建てて欲しいとお願いをしていただけなのです。長谷工は“全部許可はとってある。だから誰にも文句を云わせない”ということなのでしょう。長谷工には最近法の罰を受けた社長もおいでになり、又、この9月末日には大きく新聞で報道されました税金のがれを、まるで当り前のように考えてやってのけるその道の玄人の方ばかりです。反社会的企業とは言いませんがそれらの行為は国家と社会に対する重大な背信行為です。しかし私たちは、工事など全くの素人で、あとで考えますと、あの時、もう少しよく調べておけばよかった、写真を撮っておけばよかったなど後悔ばかりでございます。一例として、土地が二つに分けられたことについてです。何となく“何故そんなことをするの?”“もしかして開発逃れでは?”という思いはありましたが、悲しいことに、その実際“間違いである”ということをどの様に証明するかは、全然わかりませんでした。現在は、地面の大きさ等の計算方法で決定的な脱法行為を説明させていただいていると存じますが。

もう既に、土地は切り崩され盛土され何時の間にか目の前には壁のような高さの北敷地なるものが出来上りました。同じ場所であるのにわざわざ中間に仕切の幕を張って、直接往来できないようにし、工事場で働く人達には遠回りして市道を通行しています。茶番としか言いようがありません。一職人の話ですと、市役所から南北敷地を自由に通るな!南敷地から北敷地へ又、北から南へと通るな!との通達があったから、この様になったといっていました。このことは、横浜市が、簡単に考えて、或は知りながら開発許可不要としてしまったことに“しまった”と気付いた以外の何物でもないと私は信じています。又、過日、市に対し、建築確認の異議申立をしたとき緊急措置として執行停止の申立をしましたが、法律の規定は拒否の決定をすみやかにせよとなっているのに本決定のときまでこれをせず、行政の怠慢も法を無視するに至っては怒りを通り越して絶望感で一杯です。

私は30年間この土地に住んでおります。本件土地の旧デンマーク領事館邸の庭園も存じております。庭園の北端には領事邸がありそこから南へむかってなだらかな斜面となっていて大谷石の3段~4段の階段が2ケ所ほどありましたが大部分は芝生と手入れの行きとどいた庭木のある、周りを緑に囲まれたみごとな庭園でした。現況とは全く異なっております。

あの様に切士や盛土して積み上げた北敷地は、全く想像も出来ない姿に変り果ててしまいました。しかし、長谷工の社員はあの説明会の時には、“現況はかえません”と言って出席者を説得しようとしたことはまぎれもない事実です。

又、共同事業主として本件土地の持分80%をもっている日本でも屈指の大会社新日鉄興和不動産はいままで一度も姿を見せていません。財力にたのんでダーテイな仕事は皆長谷工に委せて利益だけはしっかり確保しようとするものです。そういう無礼は法律では許されたとしても世間の人の思いにとって許されるでしょうか。90歳を越えた老人が、コツコツと何度も手紙を書いて是非一度、お話を伺わせていただきたいと礼をつくしてお願いをしても、何の返事もたったの1回もありません。成川社長は、多くの肩書を持たれる名士であり、環境問題にも熱心で、“みどりを大切に”と、講演でもしばしば仰言っていらっしゃいます。また会社のホームページを見ると都市開発は地域住民らの共働で行うと書いてありますが、そのような会社の方針がこの場所で何故実行されないのか、看板にいつわりありと言われても弁解できないと思います。裁判所も是非、この方も法廷に呼んでいただきお考えをきいていただきたいものです。

又、ブログでマンション王の悪の王様と称されている長谷工の社長もこのいい機会に、まともな商売をなさるよう裁判を以て正義が行われるようお力を籍して頂きたいと思います。

なお、以上のように陳述の機会を与えていただきましたものの、時すでに遅く、工事はどんどん進んでおります。特に最近は早朝7時に、大型車が我が家の門前で転回し、説明会で明言した作業終了時間をこえて夕方6時をすぎても作業を続けているといった日も多く、とにかく早くマンションを実現させたいとの焦りが見えます。

何卒、1日も早い御処分を切に御願い申し上げます。法網を巧みにくぐりぬけて、住民には行政の許可を得ていることを唯一の盾に傲慢無礼な数々の長谷工の行為は住民の人格を無視するもので私達としてはこれ以上耐え忍ぶことができません。


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ハイコート山手パレ244、長谷工、新日鉄興和  
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「日陰の規制算出、法令に不適合」 処分取り消し
http://twitter.com/_saitama_news_/status/446354585481777152

さいたま市大宮区で建築中の中高層建物によって自宅に日陰ができるなどとして、周辺住民が国の指定確認検査機関を相手取り、建築確認処分の取り消しを求めた裁判の判決が2014年3月19日、さいたま地裁であった。原啓一郎裁判長は「建築計画は建築基準関係の法令に適合せず、処分は違法」として、処分を取り消した。
原告の周辺住民らは、建物により周囲にできる日陰の規制について、検査機関が採用した算定方法では、日陰の許容範囲が広がることになり、建築基準法などに照らして違法と主張。これに対し検査機関側は、これまで多くの政令指定都市で採用されてきた算定方式だとして反論していた。
判決では、検査機関が採用した算出方式は、高い建物による周辺住民への影響を規制するという建築基準関係法令の趣旨からかけ離れていると指摘。この算出方式によって導かれた建築計画は法令に適合せず、処分は違法と指摘した。

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Re: 「日陰の規制算出、法令に不適合」 処分取り消し
貴重な情報を有難うございます。

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山手の景観と環境を守る会

Author:山手の景観と環境を守る会
横浜山手は、外国人居留地時代のなごりを残す異国情緒あふれる美しい街並みと緑あふれる自然環境が見事に調和した住宅・文教地区です。また山手は、住民のみならず、多くの横浜市民、神奈川県民にとっても大切な思い出とともに心に残る印象深い町であり、何ものにも代えがたい貴重な共通財産でもあります。こうした歴史を今に受け継ぐ美しい山手町を心から愛し、誇りに思うからこそこの町を醜悪なマンション計画-ハイコート山手パレ244-から守りたいのです。

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